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外免切り替え厳格化後の変化

外免切り替え制度の概要と背景

1.外免切り替え制度の概要

外免切り替えとは、外国で取得した有効な運転免許証を、日本の運転免許証へ切り替える制度です。

この制度を利用することで、通常必要となる教習所への通学や卒業検定を受けることなく、日本の運転免許を取得することが可能です。

2024年の免許切り替え者数

2024年に本制度を利用した人数は約7万5000人でした。

そのうち、約7万人が外国籍の方となります。

国籍別では、ベトナム・中国・韓国からの申請が特に多く見られます。

手続きの流れ

外免切り替えでは、以下の手続きが必要です。

書類審査:外国免許証、在留資格等の確認

②適性試験:視力などの基本的な適性検査

学科試験:日本の交通ルールに関する試験

実技試験:運転技能の確認

これらすべてに合格すると、日本の運転免許証が交付されます。

2.従来制度の課題

これまでの外免切り替え制度には、「審査基準が緩い」と指摘されてきた側面がありました。

学科試験の課題

・形式:イラスト形式の○×問題(10問)

・合格基準:7問以上正解(正答率70%)

・言語対応:24言語(母国語での受験が可能)

・平均合格率:全国平均90%以上

実技試験の課題

・坂道発進や踏切での一時停止など、重要な課題が一部省略

・合格率:20~30%と比較的厳しい一方、試験内容に偏りあり

その他の問題点

申請時の住所確認が形式的で、短期間のホテル滞在証明のみで申請可能だったことから、
中国では「外免切り替えツアー」として組織的に申請される事例も報じられました。

厳格化後の各県のデータ


3.制度が緩かった背景:深刻な人手不足

制度が長年にわたり緩やかに運用されてきた背景には、

日本国内の深刻なドライバー不足があります。

ドライバー不足の現状

2029年までの不足予測:約29万人 と言われ、

いわゆる「2024年問題」により、状況はさらに深刻化

特定技能制度と外免切り替え

2024年3月、政府は在留資格「特定技能」に自動車運送業を追加し、
最大2万4500人の外国人ドライバー受け入れが可能となりました。

しかし、この人数だけでは人手不足の解消には十分とは言えず、
即戦力を確保できる外免切り替え制度が、短期的な補完策として機能してきた側面があります。

その結果、審査の緩さが事実上黙認されていた可能性も指摘されています。


アズスタッフの取り組み

アズスタッフでは、現地での教習所立ち上げから、日本国内でのフォローまで一貫した支援体制を構築しています。

登録支援機関として、制度に沿った適切な手続きと、実践的な運転教育を通じて、

「安全に運転できる外国人ドライバー」の育成を行っています。

外免切り替えや外国人ドライバー受け入れをご検討の企業様は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。