ブログサムネ28

ネパール人は国民的な祭りがあると「帰国」しちゃうの?

ネパールにも大型連休の期間があることは知っていますか?

日本で働くネパール人と接する機会がある企業様では、

「ダサインやティハールなどのお祭りの時期になると帰国してしまう」

「大型連休があると仕事を休みたがるのではないか?」

など、さまざまな問題が生じうるのではないかと感じたことがある企業様も多いのではないでしょうか。

実際に、ネパール人の帰国事情を分かりやすく解説します!


すべてのネパール人が、大型連休で帰国するわけではありません

もちろん、自国愛の強さによって母国でのお祭り期間に帰国をする人もいます。

ですが、その期間に必ず絶対に帰らなければいけない!そんなことはありません。

・帰国しなくても問題なし

・ビザ・就労資格にも影響なし

・日本で働き続けるネパール人も多数存在

しかし、一定数「帰国したい」「帰らないと申し訳ない」と感じる人が多いのには、はっきりとした理由があります。

ネパール人が祭りの時期に帰国したがる理由とは?

祭り = 家族行事という価値観

ネパールの代表的な祭りであるダサインやティハールは、 単なるイベントではなく、家族全員が集まることを前提とした行事です。

・両親・祖父母から祝福を受ける

・親族全体で祈りと食事を共にする

・家族の無事・健康・成功を祈願する

日本でいう「お正月」や「お盆」よりも、さらに家族的な意味合いが強いのが特徴です。

年に一度の“家族確認の場”

多くのネパール人にとって、国民的祭りは

・親の健康を直接確認する

・結婚や将来について相談する

・親族関係を維持する

このような、人生の節目を確認する重要な機会でもあります。

帰国する理由は他にも

・両親が高齢

・一人っ子

・長期間帰国していない

こうした条件が重なると、帰国への思いはより強くなります。


日本で働くネパール人の帰国事情はどうしている?

・有給休暇を使って短期帰国する

・帰国せず、日本で静かに過ごす

・オンラインで家族とつながり、儀式に参加する

特定技能や就労ビザで来日しているネパール人の中には、

「数年に一度しか帰国しない」という人も珍しくありません。


企業・職場側が理解しておきたいポイント

母国に一時帰国したいと言われたときに、どのような対応が望ましいかポイントを押さえておきましょう

①帰国理由を“否定せずに”聞く姿勢

●家族の病気・介護

●結婚・出産・葬儀

●宗教行事や人生の節目

●精神的なリフレッシュ

理由が重なる場合や様々ですが、まずは否定をせずに

「事情を教えてくれてありがとう」というスタンスで対応することが重要です。

②帰国期間・連絡方法を事前に共有

●帰国期間の目安を伝えてもらう(未確定でもOK)

●帰国中の本人との連絡手段を確認しておく

●緊急時の連絡先が有効かしっかり確認しておく

③現場・周囲への説明配慮

●「勝手に帰った」という誤解を防ぐ

●チーム内で事情を共有(詳細は伏せてもOK)

④帰国中・帰国後のフォロー

●帰国中に近況確認の連絡

●帰国後は業務・ルールの再説明

●帰国後は業務外でもこまめなコミュニケーションを継続

信頼関係の構築・定着率向上には双方の文化への理解が重要といえるでしょう。